とっておきのアイテム

2017.02.17|つぶやき|

心温まる記事を見つけました。 入院時にレンタルできるガウン(病衣)。 年齢が違っても、性別が違ってもみんな同じデザインですよね。 個性のないガウンですが、大人は抵抗なく着る傾向にあります。でも、おしゃれを楽しむ10代の子供たちには、テンションの下がるアイテムなのだそうです。まして、長期入院している子供には、なおさら。 そんな子供たちの声に耳を傾けたのが、カナダの難病児童支援NPO団体。 「自分らしさを取り戻してもらおう!」と、トップデザイナーと協力して、オリジナルのガウンを作り、プレゼントしたとのこと。 個性豊かな沢山のガウンから、お気に入りを選び、身にまとう。 すると、不満そうな表情から笑顔が溢れ出たそうです。そして、自身のパワーを実感することも! 「私の気持ちを病院の外に連れ出してくれる」とても印象的なコメントでした。 このプロジェクトは、「Ward + Robes(ワード+ローブス)」 世界中に広がりますように… 小森淑子(担当:ホームページ)

最近、映画を観ていますか?

2017.02.03|つぶやき|

 「すごく難しかったですよ!」 今週の月曜日、つまり今年度の介護福祉士国家試験の翌日に頂いたお電話の第一声です。その方は本校の実務者研修と受験対策講座を受講して下さっていたとのこと。受験対策講座を担当していた私としては、「もしかして講座の中で取り上げた所が全然出題されなかったのかも?」とドキッ。話の続きを聞かせて頂くと、その方は自己採点で予想合格ラインをはるかに上回っており、ホッ。これから合格発表までの約2か月間、受験された方々にとっては落ち着かない毎日が続きますね。 そんなみなさんに耳寄りな情報があります!3月4日(土)に岐阜市文化センターにて映画「ペコロスの母に会いに行く」の無料上映会を開催します。 この映画は封切り当時とても話題になりましたのでご存知の方も多いかと思いますが、認知症の母とその息子の何気ない日常のやりとりがとても面白おかしく、そして時にはせつなく描かれている作品です。私も初めてこの映画を観た時には自分自身が現場でヘルパーをしていた頃の利用者との出来事が思い出され、改めて介護の世界の楽しさのようなものを感じることができました。認知症の方の介護にはユーモアを感じる心もちがとても必要になりますよね。日々の仕事に追われ、あるいは試験の結果が心配で、少しホッとしたい方には、特におススメですよ。 この上映会は毎月県内各地で開催しております本校主催の「介護職員スキルアップセミナー」の一環です。申込方法等の詳細については、本ホームページの「各種研修案内」をご覧下さい。 金井浩樹(担当:国家試験対策セミナー)

いよいよですね

2017.01.27|つぶやき|

“1月29日”が明後日に迫りました。 第29回介護福祉士国家試験を受験される皆様、ほとんどの方は緊張が高まってきていることでしょう。 万全の態勢で臨んでいただくために少しだけお節介アドバイスを書かせていただきますね。 試験前日も夜遅くまで勉強される方が見えますが、それはあまりお勧めしません。寝不足では脳がしっかり働かず判断力が鈍る上に精神状態にも影響します。いつもより早めに入床して最低でも睡眠時間を6時間は確保してください。 食事ですが、前日は生ものは避け、当日はしっかり朝食を摂ることが必須です。緊張のため食べられないという方は、お菓子のビスコかブドウ糖入りチョコレートをどうぞ。試験会場にも持参して休憩時間に食べていただくのもいいですよ。脳がしっかりと働いてくれますし、リラックスもできるのでは。私は資格試験を受験する知人にはこの2つにカイロを添えてお渡ししています。皆様にもお渡ししているつもりで… さて、いよいよです。皆様の合格を祈念しております! 鵜飼優子(担当:医療的ケア)

男性と女性は永遠に分かり合えない?!

2017.01.20|つぶやき|

夫婦、恋人、パートナー… もっとも分かり合いたい二人。 「男性と女性は永遠に分かり合えない?!」と聞くと、 夢が壊れるような… いやいや妙に納得するような… 先日同僚が聞いてきた講演で『男性と女性の脳には違いがあり、その働きには違いがある』というお話がありました。 (もう既にご存知でした?) 脳はその人の感情や思考を生み出します。 その感情や思考でコミュニケーションを図ります。 脳に違いがあると、その違いゆえにコミュニケーションの仕方や求めるものが異なるという訳です。 性別の違いだけでなく、生きてきた時代、生まれ育った場所、家族や友人といった周りの人々など、様々な違いが一人ひとりにありますね。 そんな違いのある人同志が意思疎通を図るのですから、コミュニケーションって簡単なものではないのだなぁと感じます。 実務者研修で学習する科目「コミュニケーション技術」にもそんな内容が含まれています。 心して、コミュニケーションしたいものですね。 小泉祐子(担当:介護過程Ⅲ)

神戸にて

2017.01.17|つぶやき|

介護技術ではない珍しいコンテスト、「介護創造力コンテスト~介護過程の展開~」を見に神戸へ行ってきました。 それは、近畿ブロックの介護福祉士養成校で学ぶ学生が、介護を「創造」する力、つまり介護過程のアセスメント力・計画作成力・プレゼンテーション力を発揮し、ある事例について、情報をもとに介護計画を立案し、競うものでした。 午後の決勝プレゼンでは、午前中に考えた介護計画を寸劇やパワーポイントで発表するのですが、それぞれの学校の特徴が出ていてとても見ごたえのあるコンテストでした。 コンテストではありませんが、介護過程Ⅲのスクーリングでも、事例について、情報をもとに介護計画を立案しますよね。この介護過程こそ介護の専門性ですね。 そして、天神様にもお参りに。 「介護福祉士国家試験を受験される皆さんが合格しますように」 心から応援しています! 和久井愛(担当:介護過程Ⅲ)

拒否の強い利用者への対応・・・

2017.01.10|つぶやき|

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 去る12月15日に介護職員スキルアップセミナーがこのタイトルで開催されました。 定員40名に80名以上の受講希望がありました。お断りした皆さん、すみません。 『拒否の強い利用者』は、介護者にとっては大きな課題です。 講義の中で、受講者さんにある体験をしてもらいました。 「拒否しなさい」とは言ってないのに、利用者役の方は大半が「拒否」をし、介護者役の方を困らせていました。 「拒否」にはそれぞれ理由があるのです。 しかし、「拒否」をしなくなる場合があります。 一つは「拒否」をすると叱られる、暴力を受けるといった場合。 恐怖で「拒否」が出来なくなります。 「拒否」は、その事柄に対しての意志表示がまずは出来るということなのです。 もう一つは信頼関係が構築されている場合。 今回の体験で「拒否」をされなった方が数名おられました。職場の仲間が利用者役だった方です。 『拒否の強い利用者』への対応は、まずは「拒否」が出来る環境であることです。 「拒否」の理由を相手の立場で考えてみましょう。そして信頼関係を深めましょう。 大窪明美(担当:介護過程Ⅲ)

柚子ジャムを作ったことはありますか?

2016.12.28|つぶやき|

柚子ジャム作りの秘訣を聞きました。 柚子を丁寧に洗い、中わたをきれいに取り除く。そして、外皮を薄く細かく刻む。 良質なジャムには、この緻密な作業が必要不可欠なのだそうですよ。 これを教えてくれた実務者研修の講師は、何度も失敗をし、涙することもあったよう… 苦労し、丹精込めて出来上がったジャムの美味しさはひとしおだったでしょうね。 はじめてチャレンジする時は、レシピ通り丁寧に手順を追い、計量もします。 でも、慣れてくると、面倒くさくなって、あるいは過信して、 ついつい手順を端折ったり、下ごしらえが粗雑になったり… ありがちですよね。 残念ながら、そんな時ほど満足のいく仕上がりにならないものです。 基本に忠実であればこそ、美味しく納得いく味を再現できるようです。 ジャムと一緒にするわけではないですが、何だか介護も同じよう。 寄り添い、丁寧なケアを続けることで質を保っていけるのかもしれませんね。 今年はこれで最後のブログになります。 お読みいただいた皆様、ありがとうございました。来年も読んでいただけると嬉しいです。 皆様、どうぞよいお年をお迎えください。 小森淑子(担当:ホームページ)

初めて触れた「相続」の本当の意味

2016.12.26|つぶやき|

皆さん、「相続」というと何を思い浮かべます? ドロドロした“昼ドラ”を思い出す方も多いでしょう。 最近とある本を読み、この「相続」の本当の意味を知る機会がありました。実は仏教用語で、「師の教えを弟子に受け継いでいくこと」とのこと。それが「相続」という言葉であり、何らかの具体的な「物」を受け継ぐことではなく、師の「教え」と「心」を受け継ぐことが元々の意味なのです。 介護技術が「教え」なのであれば、それを生かすも殺すも「心」次第。やはりこちらが本質なのかもしれません。 映画「スターウォーズ」でもジェダイマスターたちは若いジェダイに同様のことを話しています。どんな世界でも大切なのですね。 サンビレッジの実務者研修に参加される皆さん、是非この「心」という本質をも、研修から「相続」して頂けたらと思います。 廣瀬 武(担当:ホームページ)

勉強方法、どうしていますか?

2016.12.16|つぶやき|

「勉強すればするほど、頭が混乱してしまって…」  先日、本校の受験対策講座を受講して下さった方がお二人、質問のために来校されました。  高齢者や障害者の制度面の勉強範囲を拡げれば拡げるほど、似たような語句が出てきて訳がわからなくなっているとのことでした。  「その気持ちわかるなぁ…」と思いつつ、その反面、細かいところに囚われて、それで自信を失くしてしまっているのは勿体無いなと感じました。  わざわざ勉強方法について相談に来られるというのは、既に一定量の勉強をされているということです。「これからは新しい問題を次々に解くよりも、これまでにやってきたことを完全に理解することに時間を割いた方がいいですよ」とお話しました。  受験対策講座の中でも時々話すのですが、国家試験の場合、問題の一定割合は過去問が形を変えて出題されていますので、そこを確実に押さえていけば点数につながっていきます。  勉強方法は人それぞれ。「こうした方がいい」とは一概に言えないところがありますが、不安な気持ちが強くなっている方はぜひ一度立ち止まって勉強の仕方を再検討してみてはいかがでしょうか? 金井浩樹(担当:国家試験対策セミナー)

“医療”の科目の勉強法

2016.12.09|つぶやき|

「あー、そういう事か」「ここは勉強してなかったな」 サンビレッジ国際医療福祉専門学校開催の「28年度介護福祉士受験対策講座」での受講生さんのつぶやきです。 私はこころとからだのしくみと医療的ケアの領域を担当させていただきました。皆さん国家試験の勉強をされていても、解剖生理、疾患、障害についてはなかなか頭に入ってこないと嘆いていらっしゃいました。そのお気持ちよくわかります。 私がお伝えしたいのは、これらを勉強するときは簡単でいいので、解剖図を見て、その部位に起こる疾患、治療、介護者として気をつけることをセットで覚えるということです。この部位がこんなつくりになっているからこんな疾患・症状が起こりやすいのか...とつながり、理解しやすくなります。講座でもこの方法を行いました。 入口は簡単にし、理解できたら学びを深める。ぜひこの方法を試してみてください。知識がつながった時の喜びは勉強の意欲につながっていきますよ。  鵜飼優子(担当:医療的ケア)

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