柚子ジャム作りの秘訣を聞きました。

柚子を丁寧に洗い、中わたをきれいに取り除く。そして、外皮を薄く細かく刻む。
良質なジャムには、この緻密な作業が必要不可欠なのだそうですよ。

これを教えてくれた実務者研修の講師は、何度も失敗をし、涙することもあったよう…
苦労し、丹精込めて出来上がったジャムの美味しさはひとしおだったでしょうね。

はじめてチャレンジする時は、レシピ通り丁寧に手順を追い、計量もします。
でも、慣れてくると、面倒くさくなって、あるいは過信して、
ついつい手順を端折ったり、下ごしらえが粗雑になったり…
ありがちですよね。
残念ながら、そんな時ほど満足のいく仕上がりにならないものです。

基本に忠実であればこそ、美味しく納得いく味を再現できるようです。

ジャムと一緒にするわけではないですが、何だか介護も同じよう。
寄り添い、丁寧なケアを続けることで質を保っていけるのかもしれませんね。

今年はこれで最後のブログになります。
お読みいただいた皆様、ありがとうございました。来年も読んでいただけると嬉しいです。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

小森淑子(担当:ホームページ)