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拒否の強い利用者への対応・・・

2017.01.10|つぶやき|

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 去る12月15日に介護職員スキルアップセミナーがこのタイトルで開催されました。 定員40名に80名以上の受講希望がありました。お断りした皆さん、すみません。 『拒否の強い利用者』は、介護者にとっては大きな課題です。 講義の中で、受講者さんにある体験をしてもらいました。 「拒否しなさい」とは言ってないのに、利用者役の方は大半が「拒否」をし、介護者役の方を困らせていました。 「拒否」にはそれぞれ理由があるのです。 しかし、「拒否」をしなくなる場合があります。 一つは「拒否」をすると叱られる、暴力を受けるといった場合。 恐怖で「拒否」が出来なくなります。 「拒否」は、その事柄に対しての意志表示がまずは出来るということなのです。 もう一つは信頼関係が構築されている場合。 今回の体験で「拒否」をされなった方が数名おられました。職場の仲間が利用者役だった方です。 『拒否の強い利用者』への対応は、まずは「拒否」が出来る環境であることです。 「拒否」の理由を相手の立場で考えてみましょう。そして信頼関係を深めましょう。 大窪明美(担当:介護過程Ⅲ)

柚子ジャムを作ったことはありますか?

2016.12.28|つぶやき|

柚子ジャム作りの秘訣を聞きました。 柚子を丁寧に洗い、中わたをきれいに取り除く。そして、外皮を薄く細かく刻む。 良質なジャムには、この緻密な作業が必要不可欠なのだそうですよ。 これを教えてくれた実務者研修の講師は、何度も失敗をし、涙することもあったよう… 苦労し、丹精込めて出来上がったジャムの美味しさはひとしおだったでしょうね。 はじめてチャレンジする時は、レシピ通り丁寧に手順を追い、計量もします。 でも、慣れてくると、面倒くさくなって、あるいは過信して、 ついつい手順を端折ったり、下ごしらえが粗雑になったり… ありがちですよね。 残念ながら、そんな時ほど満足のいく仕上がりにならないものです。 基本に忠実であればこそ、美味しく納得いく味を再現できるようです。 ジャムと一緒にするわけではないですが、何だか介護も同じよう。 寄り添い、丁寧なケアを続けることで質を保っていけるのかもしれませんね。 今年はこれで最後のブログになります。 お読みいただいた皆様、ありがとうございました。来年も読んでいただけると嬉しいです。 皆様、どうぞよいお年をお迎えください。 小森淑子(担当:ホームページ)

初めて触れた「相続」の本当の意味

2016.12.26|つぶやき|

皆さん、「相続」というと何を思い浮かべます? ドロドロした“昼ドラ”を思い出す方も多いでしょう。 最近とある本を読み、この「相続」の本当の意味を知る機会がありました。実は仏教用語で、「師の教えを弟子に受け継いでいくこと」とのこと。それが「相続」という言葉であり、何らかの具体的な「物」を受け継ぐことではなく、師の「教え」と「心」を受け継ぐことが元々の意味なのです。 介護技術が「教え」なのであれば、それを生かすも殺すも「心」次第。やはりこちらが本質なのかもしれません。 映画「スターウォーズ」でもジェダイマスターたちは若いジェダイに同様のことを話しています。どんな世界でも大切なのですね。 サンビレッジの実務者研修に参加される皆さん、是非この「心」という本質をも、研修から「相続」して頂けたらと思います。 廣瀬 武(担当:ホームページ)

勉強方法、どうしていますか?

2016.12.16|つぶやき|

「勉強すればするほど、頭が混乱してしまって…」  先日、本校の受験対策講座を受講して下さった方がお二人、質問のために来校されました。  高齢者や障害者の制度面の勉強範囲を拡げれば拡げるほど、似たような語句が出てきて訳がわからなくなっているとのことでした。  「その気持ちわかるなぁ…」と思いつつ、その反面、細かいところに囚われて、それで自信を失くしてしまっているのは勿体無いなと感じました。  わざわざ勉強方法について相談に来られるというのは、既に一定量の勉強をされているということです。「これからは新しい問題を次々に解くよりも、これまでにやってきたことを完全に理解することに時間を割いた方がいいですよ」とお話しました。  受験対策講座の中でも時々話すのですが、国家試験の場合、問題の一定割合は過去問が形を変えて出題されていますので、そこを確実に押さえていけば点数につながっていきます。  勉強方法は人それぞれ。「こうした方がいい」とは一概に言えないところがありますが、不安な気持ちが強くなっている方はぜひ一度立ち止まって勉強の仕方を再検討してみてはいかがでしょうか? 金井浩樹(担当:国家試験対策セミナー)

“医療”の科目の勉強法

2016.12.09|つぶやき|

「あー、そういう事か」「ここは勉強してなかったな」 サンビレッジ国際医療福祉専門学校開催の「28年度介護福祉士受験対策講座」での受講生さんのつぶやきです。 私はこころとからだのしくみと医療的ケアの領域を担当させていただきました。皆さん国家試験の勉強をされていても、解剖生理、疾患、障害についてはなかなか頭に入ってこないと嘆いていらっしゃいました。そのお気持ちよくわかります。 私がお伝えしたいのは、これらを勉強するときは簡単でいいので、解剖図を見て、その部位に起こる疾患、治療、介護者として気をつけることをセットで覚えるということです。この部位がこんなつくりになっているからこんな疾患・症状が起こりやすいのか...とつながり、理解しやすくなります。講座でもこの方法を行いました。 入口は簡単にし、理解できたら学びを深める。ぜひこの方法を試してみてください。知識がつながった時の喜びは勉強の意欲につながっていきますよ。  鵜飼優子(担当:医療的ケア)

リフレッシュ

2016.12.03|つぶやき|

先頃、久し振りにお休みの日に遠出をしました。 まずは温泉に一泊。そして別の日には日帰りでウォーキングに参加。 ちょうど紅葉が美しい時で、目にも心にも嬉しいひと時でした。 ウォーキングでは10㎞ほど歩いて、日頃の運動不足を解消できました。(できたつもり…ですかね) 車の運転があまり得意ではなくドライブには腰が重いのですが、どこかへ出掛けるのは好きな方です。 でも忙しくしていると、休日は休養とばかりに、つい家でゴロゴロしてしまいます。 そして、ゴロゴロして何もしなかったことになぜかしら罪悪感のようなものを感じてしまい、体を休めたのだからそれでいいのに、むしろ心は休養にはならないことがよくあります。 今回思い切って出掛けたことで、リフレッシュできたなぁと、久し振りに実感しました。 “日常”から離れてみるって大切なことなんですね。 介護の仕事はリフレッシュを上手にしていくことがとても大事になりますよね。 皆さんのリフレッシュ方法は何ですか? 小泉祐子(担当:介護過程Ⅲ)

ついつい自分本位に

2016.11.25|つぶやき|

実務者研修のスクーリングで学ぶ「介護過程」。コンパクトに5日間で勉強します。 本校の介護福祉学科の学生は2年間に渡って介護過程を学び、その集大成として4週間の実習を行います。皆さんの職場でお世話になっているかもしれませんね。実習では担当利用者について、情報収集・分析・介護計画の立案・実施・評価と一連の流れを実際に行い、その方の生活について考えます。 ただ、どうしても学生は何か形として残ることを…と、自分の考えを押し付けたプランになりがちです。その為、実際にプランを行ってみると、「うまくできなかった」などの声が挙がります。実習中に考えたプランは一度学校に持ち帰り、ご本人のニーズに添っているのか、再度考えます。そして、次に繋げます。 学生が2年間で学ぶ介護過程を実務者研修では5日間で学ぶのですから本当に大変なことだと思います。でも、皆さんには現場での経験があります。それを活かしながら考えることで利用者本位のプランになるのではないでしょうか。 和久井愛(担当:介護過程Ⅲ)

介護技術の上達法は?

2016.11.18|つぶやき|

前期実務者研修のスクーリングも各会場で順調に進み、終盤に向かっています。 実技の演習では、「介護者役の受講生」から『利用者役になりきった受講生』が介護を受けます。 実働に直結する為か受講生の皆さんの学ぶ姿勢は、講義の時より力が入り真剣です。 実技では、これから行う介護の内容を利用者に丁寧に伝えます。 「介護者役の時は、こんなに丁寧な声掛けが必要かと思いましたが、利用者役になると安心感につながるんですね」 一度利用者役を体験すると、自然に丁寧な声掛けが出来るようになります。 安全安心な介護や自立支援の第一歩ですね。 介助が難しいと感じる方がおられたら、一度その方になりきって介助を受けてみて下さい。 きっと今までとは違う何かが発見できると思います。 そしてそれが介護技術の上達につながっていくと思います。 もちろん利用者役になりきるためには、その方をよく観察し、情報の収集が必要ですね! 大窪明美(担当:介護過程Ⅲ)

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