拒否の強い利用者への対応・・・
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 去る12月15日に介護職員スキルアップセミナーがこのタイトルで開催されました。 定員40名に80名以上の受講希望がありました。お断りした皆さん、すみません。 『拒否の強い利用者』は、介護者にとっては大きな課題です。 講義の中で、受講者さんにある体験をしてもらいました。 「拒否しなさい」とは言ってないのに、利用者役の方は大半が「拒否」をし、介護者役の方を困らせていました。 「拒否」にはそれぞれ理由があるのです。 しかし、「拒否」をしなくなる場合があります。 一つは「拒否」をすると叱られる、暴力を受けるといった場合。 恐怖で「拒否」が出来なくなります。 「拒否」は、その事柄に対しての意志表示がまずは出来るということなのです。 もう一つは信頼関係が構築されている場合。 今回の体験で「拒否」をされなった方が数名おられました。職場の仲間が利用者役だった方です。 『拒否の強い利用者』への対応は、まずは「拒否」が出来る環境であることです。 「拒否」の理由を相手の立場で考えてみましょう。そして信頼関係を深めましょう。 大窪明美(担当:介護過程Ⅲ)