「仕事は見て盗め!」という仕事場の先輩。最近ではめっぽう減ったと感じています。時代錯誤ではありますが、私個人的には好きな指導方法なんです。この方法で指導されるのが好きという意味ですよ。「見て盗む」という言葉の裏側には、いったいどんな理論的な活動があるのでしょう?
介護の現場で考えてみましょう。先輩の仕事ぶりを「見て」、なぜあの先輩が介助をすると、うまくいくのだろう??と「推測」します。そしてその次に推測に基づいて自ら「実践」「行動」しますよね。
この一連の流れは、一言でいうと「試行錯誤」に集約されると思います。試行錯誤をすることで仕事を早く覚える。だから私は「仕事は見て盗め!」という言葉があると考えています。自分で観察し、推測し実践する。どんな仕事でも大切なんですね。
廣瀬 武(担当:ホームページ)