「介護過程」って何!?

2017.06.02|つぶやき|

実務者研修のスクーリングで計5日間に亘り学ぶ「介護過程」。介護現場で働くみなさんにとって「介護過程」という言葉そのものは、あまり聞きなれない、実際の仕事の中で使うことのない言葉かもしれません。 でも、プロとして介護の仕事をしていく上で、この「介護過程」を理解していることがとても大切なのです。実は、アセスメント、すなわち利用者の情報収集・分析から始まり、個別サービス計画の作成・実施、評価、この一連のプロセスのことを「介護過程」と呼んでいます。もうお気づきだと思いますが、これはみなさんが普段現場で行っている介護の仕事そのものですよね。このプロセスをしっかりと理解し、経験や勘や「何となく…」ではなく「なぜ、そうするのか?」という根拠を明確にしてケアを提供することがプロの介護なのです。 先日終了したコースの受講生アンケートにも、「ハイレベルな知識を身につけることができた」と記入されていた方が何人かいらっしゃいました。これから受講される方もスクーリングを楽しみにしていて下さいね。 金井浩樹(担当:国家試験対策セミナー)

おばあちゃんの健康寿命

2017.05.26|つぶやき|

私の祖母は現在94歳。マイペースで朗らかなひとです。お嫁さんが作ってくれた食事をおいしくいただき、時々自分でも作ります。隅から隅まで新聞を読むのが日課で、庭の草取り、家事を手伝う事もあります。腰痛はあるものの、いたって健康です。 みなさんは、健康寿命という言葉を聞いたことがおありですか?平均寿命から病気や寝たきりの期間を引いた、健康を維持した期間のことをいいます(2000年WHO発表)。この健康寿命が長いほど良いとされ、日本の平均は75歳ほどだそうです。つまり祖母の健康寿命は継続中で、ありがたいことに我が国の平均を大幅に超えています。孫としては嬉しい限りです。 生活習慣を見直し体に良いことを取り入れて病気を予防する。ストレス解消の楽しみを作ってこころ穏やかに過ごす。寿命は自分で決められませんが、そんなセルフマネジメントによって健康でいられれば健康寿命は延ばすことができるかもしれませんね。おばあちゃん、私も健康寿命90歳超え目指すよ! 鵜飼優子(担当:医療的ケア)

考えるな、感じろ!

2017.05.19|つぶやき|

「考えるな、感じろ!」 時々目にする、耳にする言葉です。 頭で理解する前に、身をもって感じることでより直接的にクリアに自分に取り込める…というような意味合いでしょうか。   本校では、池田高校で福祉やリハビリについての授業をさせて頂く機会があります。 先日第1回目の担当ということで、まずは障害をもつことを体感してもらうことにしました。アイマスクをして視覚障害の体験です。最初は何の助けもないため足がすくんで前に出ないところから、白杖を使ってみて、そしてガイドをしてもらって、と体験を変えていくと、少しずつですが安心して歩けるようになっていったようでした。   見えないことへの恐怖。道具や人の助けがあれば恐怖や危険を軽減できること。もしも本当に見えなくなったらどうだろうか。 色々な感想を出してくれました。   自分の体と心で感じることで、「相手の立場に立ってみる」という福祉のマインドを少しでもわかってもらえたら…と願います。   小泉祐子(担当:介護過程Ⅲ)

基本の「き」

2017.04.28|つぶやき|

「やっぱり基本は大事ですね」 介護過程Ⅲスクーリング後の受講者さんの一言です。 この日は介護技術の基本を押さえるような授業でした。介護現場で3年の実務経験のある方が、基本を学び直したことで、現場で行っている介護の意味を理解することができたと話して下さったのです。 現場では、一人ひとり異なる利用者さんに対し、その方に応じた対応をすると思います。そうすることで利用者さんの生活はより良いものになります。これはすでに“応用”ですね。 本来は基本の上に応用がなくてはならないのですが、いきなり応用から経験してしまうと、「なぜ」と考えることが十分ではないように思います。少し立ち止まって基本を学んでみると、その介助をする理由がわかり、より介護が楽しいと思えるのではないでしょうか。 本校介護福祉学科の学生も、4月から基本の「き」を学び始めています。介護について右も左もわからない学生ですが、少しずつ介護の基本を学び、深めて欲しいですね。   和久井 愛(担当:介護過程Ⅲ)

平成30年1月国家試験受験予定の方!!実務者研修はお済みですか?

2017.04.14|つぶやき|

来年(平成30年1月)に介護福祉士国家試験受験予定の方、まだ先のことだと思っていませんか? 実務者研修が修了していないと、国家試験の受験が出来ないことはご存知ですよね。 その実務者研修には一定の受講期間が定められていますので、来年の試験を受けようと思っている方はもう受講の申し込みをしないと間にあいません。本校では5月~7月に開講するコースが来年の受験に間に合うコースで、 2ヶ月前が申し込み締め切りです。 5月(池田・彦根)コースは有資格者(初任者・ヘルパー1~3級・基礎研修)のみ締め切りを延長し、受け付けています。 6月(岐阜・大垣)コースは定員一杯となり、キャンセル待ちの状態です。 7月(本巣)コースは4月14日現在で、あと15名で定員となります。 詳しい日程等はスクーリング・会場日程をご覧ください お申し込みお急ぎ下さい! 大窪明美(担当:介護過程Ⅲ)

「合格しました!」

2017.04.07|つぶやき|

連日、学校に朗報のお電話やお葉書が続々と届いています。 介護福祉士国家試験に合格された皆様、おめでとうございます! 今回から「医療的ケア」の出題が追加され、試験勉強も大変だったと思います。お疲れ様でした。 国家資格を取得され、専門的な知識と技術を身につけているとのお墨付きを頂きました。これからは業務が多様化し、責任の負担も増えてくるかもしれません。これがゴールではなく、さらに専門性を高めていくことも求められます。ぜひ次の一歩を踏み出してくださいね。皆様のご活躍をお祈りいたします。 そして「慣れたころが 一番危ない」ということも、どうぞお忘れなく。 私は事務職をしておりますが、枝葉末節にとらわれてしまうことがあります。注意不足からミスをすることもありますし、慣れにより過信することもあります。ですので、「ミスをするかもしれない」と予防線を張るよう心がけています。 介護の現場は、目まぐるしく日々変化していることとお察しします。日々の仕事に追われ、 ついつい手順を誤ったり、 自分本位であったり、 過信したり・・・ そんな時は、ぜひ初心に立ち返ることを忘れないでくださいね。 小森淑子(担当:ホームページ)

縄文人のように

2017.04.04|つぶやき|

リスク管理は様々な業種で大切だと言われています。介護の世界もですね。一言でリスクと言っても多種多様であり、「リスク」という言葉でまとめてしまっては、本質を見落としかねません。 きっと石器時代や狩猟採集をしていた時代には、リスク管理ができないと命を落としてしまう事態に直結していたことでしょう。しかし「マンモスは後ろから近づくと危ない」とか「雷が鳴ると危ない」とか言語化してリスク管理していたわけではないですよね。「常にアンテナを張り、いち早くリスクに気づく。」これが一番のリスク回避方法だったのではないでしょうか。このように自らのアンテナを研ぎ澄ましておくことは、便利で豊かな現代では難しくなってきたのかもしれません。 でも、介護の最前線では知識や技術はもちろん、このアンテナの感度を上げておく必要があります。今日僕はめくれた足ふきマットを「さっ」と直しておきました。 廣瀬武(担当:ホームページ)

早いもの勝ち!?

2017.03.24|つぶやき|

介護福祉士国家試験の合格発表がいよいよ来週末に迫ってきましたね。今年度の前半に本校の実務者研修を受講して下さった方の多くが、その日をドキドキしながら待たれていることと思います。6か月間に亘る実務者研修のeラーニングとスクーリング、国家試験に向けての勉強と、本当にお疲れさまでした。 私自身、学内外の国家試験対策セミナーや学生の卒業試験対策に関わらせて頂く中で、改めて再認識させられたことがあります。それは、受験勉強というものはある一定の量をこなさないと中々質に転化しない、つまり点数に結びつきにくいということです。今更言うまでもないくらい当たり前のことなのですが… 卒試に向けて取り組む本校の学生も、勉強の量があるラインに達するまでは「難しい」「わからない」とぼやいていたのに、そのラインに到達した途端に一気に知識がつながり始め、理解が進み、点数が上昇カーブを描いたのです。 次の国家試験受験を考えておられるみなさん、国試の直前に集中して勉強することでそのラインに達しようとするのは、仕事をしながらという制約がある中、現実的には厳しいように思われます。 現在考えておられる勉強の開始時期よりも少し早く国試に向けて動き出し、少しずつ知識を積み重ねていかれてはいかがでしょうか? 金井浩樹(担当:国家試験対策セミナー)

涙の量 教員>学生?

2017.03.17|つぶやき|

卒業式前日、「卒業式は泣かない」と意気込んでいた私。理由は、学生たちが「先生、絶対大泣きしそう!泣くよ、間違いなく」と話していたことを耳にし、それが少し悔しかったから。卒業を迎える当事者からそう言われて泣くわけにはいきません。 3月14日、サンビレッジ国際医療福祉専門学校の卒業式当日は、泣かないためにいつもよりきびきび、凛とした態度で臨みました。結果は... あれれ。卒業証書授与が始まると涙がポロポロ。無事卒業式を終えた学生の姿を見てもポロポロ。その後も学生が過ごした2年間を思い出してはポロポロ。学生の予想通りになってしまいました。 「先生、泣きすぎ!」 仕方ないでしょ、だって、あなたたちが頑張ってきた姿をずっと見守ってきたのですもの。この日を迎えられたことが本当に嬉しかったのですもの。学生たちもみな泣いていましたが、卒業式の日の涙の量は私の方が少し多かったかな? 鵜飼優子(担当:医療的ケア)

ペコロスさんのユーモア

2017.03.10|つぶやき|

3月4日の「ペコロスの母に会いに行く」映画上映会には、大勢の方にお越し頂きましてありがとうございました。 数年前、岡野雄一(ペコロス)さんの原作本を読んだ時、おかしくて、切なくて、涙が出ました。 ペコロスさんの描く漫画のタッチの温かさと長崎弁の何とも言えない柔らかさが、数々のエピソードを彩ります。 「認知症の方と関わるにはその方の世界に入っていくようにしましょう」とよく言われますが、ペコロスさんの漫画を読むと「その世界というのはきっとこんなことなんだなぁ」とイメージできるのです。 そして、大変な思いをされたのは間違いないのに、それを笑いに変えてしまうところに何だか力強さを感じます。 その人の人生を感じとる想像力を働かせ、ユーモアをもって肩の力を抜いて接する…認知症の方への関わりで大切なことを示してくれているように思います。 以前特養で働いていた時の、認知症の方々との大変ながらも楽しい毎日を思い出し、なんだかジーンとしてきました。 小泉祐子(担当:介護過程Ⅲ)