この3月、大垣市と瑞穂市で医療的ケアのスクーリングを担当しました。
今回の受講生さんは20~60代。
休憩時間など、職歴、受講目的、家庭の事情…様々なお話をしてくださいます。
初任者の資格から更にステップアップしたい、一人で子どもを育てているため生活を安定させたい、第2の人生として介護福祉士になって社会に恩返ししたいなど。本当に頭が下がります。
特に印象的だったのは60代の男性。親さんの介護を機に研修に挑戦された方です。
試験直前、今日でやめようと思っていると話されました。その親さんが最近入院したためやる気が萎えてしまったと。
なんとかやり遂げていただけたら…
そう願っていると、やはり試験を受けると決意され、そして見事合格。
会得した技術はまず親さんの介護で発揮されるでしょう。
様々な方が受講されますが、それぞれ事情をお持ちで、少し目的も違うようです。でも、みなさん目標は同じです。
「介護福祉士になる!」

鵜飼優子(担当:医療的ケア)