介護福祉士国家試験の合格発表がいよいよ来週末に迫ってきましたね。今年度の前半に本校の実務者研修を受講して下さった方の多くが、その日をドキドキしながら待たれていることと思います。6か月間に亘る実務者研修のeラーニングとスクーリング、国家試験に向けての勉強と、本当にお疲れさまでした。
私自身、学内外の国家試験対策セミナーや学生の卒業試験対策に関わらせて頂く中で、改めて再認識させられたことがあります。それは、受験勉強というものはある一定の量をこなさないと中々質に転化しない、つまり点数に結びつきにくいということです。今更言うまでもないくらい当たり前のことなのですが…
卒試に向けて取り組む本校の学生も、勉強の量があるラインに達するまでは「難しい」「わからない」とぼやいていたのに、そのラインに到達した途端に一気に知識がつながり始め、理解が進み、点数が上昇カーブを描いたのです。
次の国家試験受験を考えておられるみなさん、国試の直前に集中して勉強することでそのラインに達しようとするのは、仕事をしながらという制約がある中、現実的には厳しいように思われます。
現在考えておられる勉強の開始時期よりも少し早く国試に向けて動き出し、少しずつ知識を積み重ねていかれてはいかがでしょうか?
金井浩樹(担当:国家試験対策セミナー)