「『生活リハビリ』は生活の中で行うリハビリですから、主に介護職が行うリハビリですョ。皆さん、『生活リハビリ』は上手くいっていますか?」
作業療法士からの問いに、皆さん首を大きく横に振り、ため息まで聞こえてきました。
1月21日(土曜日)のスキルアップセミナー『生活リハビリ』でのひとこまです。

身体を動かしてもらおうと、あの手この手を使い誘っても、
「今更少しぐらい動けるようになっても・・・」
「早くあの世からお迎え来ないか・・・」
なかなか、思うようには『生活リハビリ』はできません。

そんな利用者さんの心を動かすには、「GOAL=死」これを「GOAL=夢」に変えること。
そのためには目標が重要になります。講師の先生は、残された時間に「夢」を抱けるお手伝いをさせて頂くことが大切だと熱く語られました。
受講生さんからも「その方の生活に変化をもたらす目標を見つけるために、利用者さんに寄り添っていきたいです・・・」と、素敵な感想が聞かれました。

大窪明美(担当:介護過程Ⅲ)